小口径推進(アリトン工法)

高精度・省スペースの非開削管路工法

 当工法は主に電力・通信ケーブルの防護管を立坑・マンホール・洞道等から開削せずに敷設する工法です。小型・高精度の障害物に強い工法として法面・切土・港湾の耐震補強工事にも対応しています。

 作業地上部の省スペース化による工事交通規制の緩和、無電柱化による地震・台風に強い交通網構築にも貢献しております。

 また弊社では長距離推進(最長推進実績L=209m)のほかに狭小箇所からの推進に対応するための推進機の小型化、砂礫・玉石層、帯水砂層に対応可能な工法の開発・製作・施工を取り扱っております。

機種一覧

 機種 KD-01 KD-02 KD-30 KD-30S2 KR-30SS KR-40 KR-40S アリトンRED
 主要用途 インフラ管推進、鋼管推進、低耐力管推進、探査推進  耐震補強、単管・二重管削孔
 適用管種  各種鋼管、JPFP
 適用管径(㎜) 50~250 50~450 65~350 65~500 65~500 65~600 130~600 96,118
 適用発進坑 マンホール、洞道、立坑 マンホール、立坑 立坑 法面、切土
 施工長目安(m) ~20 ~50 ~50 ~70 ~70 ~209 ~150 ~15

施工例

スーパーアリトン工法(Φ250)の接続作業

ケーシング立坑(Φ2000)からの推進


既設マンホールへの到達状況

既設シールド洞道(Φ2400・ケーブル敷設済み)からの推進